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独学で合格!現場経験を活かした1級土木施工管理技士一次試験の攻略法

資格

はじめに:なぜ独学で挑戦したのか

施工管理の現場で働く中で、資格を取ってスキルアップしたいという思いがありました。とはいえ、資格学校に通う時間や費用を確保するのは難しかったため、私は独学で一次試験に挑戦することを決めました。

限られた時間の中で効率的に学び、現場経験を勉強に結びつけることで、無理なく合格までたどり着くことができました。

この記事では、現場経験を勉強に活かす方法、効率的な勉強法、スケジュール管理のコツを具体的に紹介していきます。


試験概要の簡単な説明(1次試験の科目・範囲)

1級土木施工管理技士の一次試験(第一次検定)はマークシート方式で行われ、全96問中65問を解答します。合格基準は 全体で60%以上、かつ「施工管理法(応用能力)」で60%以上 の得点です。

試験は「問題A(選択式)」と「問題B(必須式)」に分かれており、出題科目と範囲は以下のとおりです。ここでは、単なる出題内容だけでなく「現場経験をどう活かせるか」という視点もあわせて整理しました。

科目カテゴリ出題内容現場経験の活かし方
土木一般土質、コンクリート、施工法などコンクリート打設や土工事の経験が知識の理解に直結する
専門土木河川、道路、トンネル、橋梁など自分が関わった工種を思い出すことで問題文が具体的にイメージできる
法規建設業法、労働安全衛生法など安全書類の作成やKY活動の経験がそのまま活きる
共通工学・施工管理(知識)数学・物理基礎、品質・工程・安全管理など工程表づくりや品質検査の体験をベースに理解を深められる
施工管理法(応用能力)現場対応力を問う応用問題実際のトラブル対応や段取り経験を思い出しながら解答できる

令和6年度からは「工学基礎」(土質工学・構造力学・水理学)が追加され、基礎知識の比重が高まりました。

したがって、過去問演習を軸にしつつ、自分の現場経験とリンクさせて理解を深めることが、独学での合格を目指すうえで非常に有効です。

現場経験をどう勉強に活かしたか

現場経験は、問題を理解するうえで大きな武器です。

  • 安全管理:危険箇所や作業手順を思い出すことで理解を早める
  • 測量・計画:図面や作業手順を頭に描きながら問題を解く。
  • 工程管理:問題文の状況を整理して段取りを考える感覚を利用

おすすめの参考書・過去問の活用法

参考書は1冊に絞り、基礎をしっかり固めます。

過去問は5年分を少なくとも2周以上解き、間違えた箇所はノートにまとめて再確認します。

苦手科目は繰り返し学習することで理解を深め、知識を定着させます。

  • 参考書は1冊に絞る
  • 過去問は5年分を2周以上
  • 苦手科目はノートにまとめて再確認

👉️勉強法に関しては私がまとめた別記事【一級土木施工管理技士】テキストと過去問で学習する効率の良い勉強法!を参考にしてください!

独学で合格するための心構え・コツ

独学で合格するためには、諦めないことが最も重要です。

現場経験は大きな強みであり、暗記だけに頼らず理解を重視することで知識が定着します。

また、進捗管理や計画的な学習を行うことでモチベーションを維持しやすくなります。

まとめ:経験を活かせば独学でも合格できる

現場経験を勉強に結びつけることで、独学でも十分合格可能です。

過去問や参考書を繰り返し学習して理解を深めることで、より確実に知識が定着します。

二次試験攻略法についても紹介予定ですので、現場経験を活かしてさらにステップアップしましょう。